スギカフン|デザインパートナーとして会社・取組みの持ち味を共に育てる

サービスごとのターゲットを整理するブランディング

3代にわたり、岡山県倉敷市児島の下津井エリアで、最高級の海苔を生産してきた「南條海苔」さん。

下請けとして生産をおこなってきた体制から、自社ブランド商品を作り、会社の認知と利益率を上げていきたいと考えられていました。

こども向けの可愛い新商品

紙などをデータ通りの形に切り抜くレーザーカッターを自社で導入。これまでの本格派な商品ラインナップに加えて可愛らしい形の「桃太郎のり」や「魚のり弁」を展開されていました。

商品ブランド整理からスタート

続けてきた「本格派路線」と新しく展開する「子ども海苔」。どちらも必要な展開ではありますが、意図せず混在するとブランドイメージが一貫せず、お客様が混乱してしまうため、客層ごとに商品ブランドを整理しました。

「何の目的で買ってくれているのでしょうか?」の呼びかけに
大きく3つの方向性が見えてきました。

新商品ブランドの世界観を見える様に

子ども向けのブランドラインナップは、素敵な商品はあれどまだその世界観がイメージできていませんでした。
「どんな場面で使われるのか?」
「お客様のどんな課題や願望を満たすのか?」


ちょうど僕の子どもが2歳になり、海苔を食べ出した時期だったので
「この海苔を使ったお弁当を持ってピクニックに行きたい!」
同年代の家族にこの思いは共感してもらえるはず。と思い、友人たちをモデルに撮影会を開催しました。


リーフレットは「子ども向け」「本格向け」で使い分けられる様に

整理してきた情報と写真イメージを紙とウェブに展開していきます。

リーフレットで考えたのは売り場の環境。

JR岡山駅など、「お土産」として置かれる売り場もあれば、
道の駅など、「本格地産品」として置かれる売り場があります。

そこで、裏と表でメッセージを分けた、両Aのリーフレットを考えました。

蛇腹折りで、情報を読める様になっています。

ウェブでは、お客様ごとに情報を得られる様に

ウェブは
「鷲羽のりのこだわり」
「子どもお弁当のり」
「岡山児島お土産海苔」
と客層によって情報を分けて掲載。

販売店舗紹介ページ・販売サイト(BASE)も作り、ファンになってもらえる様に流れを作っています。

お客様
 株式会社南條海苔
担当
 商品ブランド整理、ディレクション、ウェブデザイン、チラシデザイン
パートナー
 YUICHITAO(coding)
URL
 https://nanjonori.jp/

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