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公開日:2023 / 12 / 30

企画は2歳児に分かるように作る?

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※この文章はポッドキャスト「持ち味デザインラジオ」を文字起こししたものです。

今日得た気づきで残しときたいなと思ったのが「企画は2歳児にわかるように」っていうことなんですけど、よく企画とかデザインするときって、小学4年生に分かるようにしましょうっていうのが、結構よく言うことかなと思います。最低限の日本語を学び終えていて理解力も最低限あって 常用漢字を使いながら、簡単な言葉で伝えるっていうことが小学4年生が理解できるっていうことで、基準にされることが多いかなと思います。

で、うちの子は、2歳3か月なんですけど、すごいなって思ったのが、 youtubeでいろんな動画を見ていてその中でお気に入りの動画っていうのが何個かあってあの動画見せてとかっていうのを、まだたどたどしくですけど、単語を繋げて言ってくるんですよね。例えばピカチュウ列車見してとかって言うんだけど、それってポケモンが公式でやってる、ピカチュウの番組があって、それに電車が出てくる回を見せてって言ってるんですよね。 自分が見せた動画の中からピカチュウと電車が出てくるものってなんだったかなっていうのを脳内検索してあの動画だなと思って体験探検ピカチュウ部ていうシリーズの電車の回だなと思って検索を実際にyoutubeでかけてその動画を出すていう流れになるんですよ。で、なにがすごいなと思ったかというとピカチュウ列車見してって言われて今の僕が言ったプロセスでやるんじゃなくて、手が離せない時はもうそのまま検索かけちゃおうと思って「ピカチュウ 列車」で検索をかけると、まさに見たかった該当の動画が 1番上に出てくるんですよね。検索履歴、視聴履歴と紐づいてるかっていうのもあるとは思うんですが。でも別アカウントでも同じ感じになりました。それだけじゃなくて、アンパンマンボール見してって言われて、「アンパンマン ボール」で検索すると、一般の男の子がボールで遊ぶ動画と、後半にアンパンマンの人形が出てくるっていうのが1つの動画にまとまってるって動画で、ちゃんと「アンパンマン ボール」って検索するとその動画が出てくる。これって、アンパンマンボールの動画って別に「アンパンマン ボール」で過去検索して出てきたものではなくて多分アンパンマンとかで検索して出てきた何個目かの動画でこれ見たいって言ったものを開いたと思うんですけど、その後もちゃんとアンパンマンボールで検索したらそれが出てくるし、ピカチュウ列車も「ピカチュウ 列車」で検索したら、それが出てくると。

で、これってどういうことかなと思うと、その動画の企画がすごく分かりやすくて、2歳児にとってもピカチュウと列車が出てきた動画だっていうので印象に残ってるから、ピカチュウ列車を見せてっていうわけで、多分同じように検索 をする人がいるからその検索ワードで上がってくるんだと思うんですよ。アンパンマンボールも別にアンパンマンのボールが出てくる動画じゃないんだけど、 ボールで遊んでたっていうのと、アンパンマンで遊んでたっていうのが強く印象に残っているからアンパンマンボールで検索すると上がってくる。多分同じように検索してる人がいるんだと思うんですよ。

これって2歳児の頭の中にその2つの言葉が強く残ったっていうことで、結局何の言葉で検索されるか、検索ワードに何を選ぶかっていうことでもあるなと思って。アンパンマンだけだとやっぱ競合が多すぎるんでダメなんですよね。アンパンマンで検索を取ろうと思うと当然公式が1番に上がってきて、その次にアンパンマンに付随するありとあらゆるものがどんどん上がってくるのでなかなか取れないと。ただ「アンパンマン ボール」だと、幼児が好きなものの掛け合わせなので検索の上位が取れるとそれなりに多分流入してくるはず、1個それで流入するとそのシリーズで見たいって割となるので結構いけると。そういう設計の仕方なのかなっていうのはちょっと思ったんですよね。

ターゲットが2歳児だからっていうのはあるんだけど、検索ワードはそうやって2歳児が今の動画なんの動画だった?とか、なんの動画見たい?って言った時に、アンパンマンボールとか、ピカチュウ列車って言えるぐらいの2つの言葉に収めて設定するっていうのはすごい大事なことかなと思いました。例えばコミュニティと岡山で、地域専門性、も1つみたいな掛け合わせの仕方っていうのは結構定石かなと思うので、「岡山 デザインコミュニティ」とか、「岡山 フリーランスデザイナー」でも多分それなりに上にくるんじゃないかなと思うんですけど、 そういう掛け合わせであの人何の人だっけとか、何の会社だっけと思った時に 2つ3つの言葉で掛け合わせてで、それがしっかりと印象に残るように尖らせてくっていうのはめっちゃ大事なことかなというのをそんなところから感じておりました。

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