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公開日:2023 / 12 / 6
プレゼントを贈る様にデザインする
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※この文章はポッドキャスト「持ち味デザインラジオ」を文字起こししたものです
今日のテーマは「プレゼントを贈る様にデザインする」です。
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「プレゼントを贈る様にデザインする」
みんな言ってることなんですけど、先日ポストカードのデザインワークショップをさせてもらったときにも話したので改めてと思いお話しします。
どういうことかというと、デザインって見た目や仕組みや言葉のことなど手段をどう美しく、滑らかにするかに注目されがちなのですが、その前段階「誰に届けるのか」とか「チラシを見た結果どんな行動を起こして欲しいのか」をちゃんと設計することが何よりも重要だと思っています。
例えばプレゼントに置き換えてみると友達に贈るのか、恋人に贈るのか、母親に贈るのか、子供に贈るのかによってどういうプレゼントを選ぶのかは全然違うはずだし、それを何気ない日に贈るのか、誕生日に贈るのか、クリスマスに贈るのかで選び方って変わってくると思います。
デザインも一緒で、その相手は誰なのか、どんな人に来て欲しいのか、その人たちが何に困っていてどんな課題を持っていて解決したいと思って、そのサービスを選ぶのか。イベントだったらどんなことに期待してこのイベントに来てくれるのかを考える。
その結果、こういう見た目がいいよね、こういう言葉遣いがいいよねってのが決まってくる。そんな流れでデザインを作るのがすごい重要だなと思っています。
プレゼントを贈るときに相手は誰なのかが見えてないと選ぶのめっちゃ難しいですよね。だって好みもわかんないし、年齢も分かんないし、男女かも分かんないしってなると何を選んだらいいのか全く分かんなくて。
例えばクリスマスパーティでプレゼント交換ってなったらやっぱり浅く広く誰にでもウケがいい、ウケが悪くはないだろうっていう、流行り物だったりとかお菓子とか入浴剤とかみたいな感じになっちゃう。それが悪いわけじゃないし、それはそれで1つの目的として達成できてればいいんだけど。
イベントとかサービス、事業を選んでもらう場合にはもうちょっと、今回は例えば30代の女性でこういうことに困っていて後々こうしていきたいって人とか、例えばスマホをよく触るのかとか、雑誌をよくみるのかとかから、どんな言葉遣いだといいなと思ってもらえるんだろうか、みたいな指標(ターゲット、ペルソナ)を定めた上でデザインを作っていくってことが大事かなと思います。
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